フィナステリドは薄毛の進行を抑制する内服薬です。
フィナステリドは最初からAGA治療薬として開発された訳ではなく、1991年より米国のメルク社で前立腺肥大症に対して抑制的に作用する治療薬として開発されています。
その後、主成分である「フィナステリド」がAGAに対し、脱毛を抑制する反応が報告されたことから、AGA治療薬として再度検証が行われ、1997年にAGA治療薬として米国のFDAで承認されました。
日本国内では、2005年10月に日本の厚生労働省で認可を受け、「プロペシア」の商品名で国内販売が開始されました。2006年頃にはフィナステリドが日本を含め世界60ヵ国以上でAGA治療薬として承認され、世界中の男性の薄毛治療薬として用いられています。