40代女性の薄毛ブログ　具体的にどんな症状？いつからケアすべき？

同じ悩みを持つ人の体験談が聞きたい…というニーズにお応えします

女性は40代から薄毛が気になり始める人が多いです。しかしその原因や対策は人によりさまざまで、薄毛が気になり始めたけどどうすれ良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。またデリケートな話題なのでなかなか周りの人に相談もしづらいですよね。今回はそんな悩みを持つ方に向けた記事です。原因別の治療法や実際に治療を行った方の体験談などをお届けします。

まずは症状や原因を見極めることが重要

薄毛の症状や原因は人によりさまざまで、原因や症状をしっかりと判断することで効果的に治療を行うことができます。以下は40代女性によく見られる薄毛の症状です。ご自身で判断されても良いですし、よくわからないという方はクリニックで症状や原因を診断してもらいましょう。

それぞれの薄毛タイプの傾向と対策

牽引性脱毛症

団子結び、ポニーテールなどの髪を結ぶ習慣を続けると、毛根は慢性的にダメージを受け続けている状態になります。

薄毛が進行する恐れがあるので、ヘアセットに工夫を加えてみてダメージを抑えましょう。髪型を定期的に変える、ヘアゴムをゆるいものを使ってあげる、などで髪をいたわってあげると良いですよ。

円形脱毛症

8割の方は1年以内に毛根から髪が生え始めます。1年経過しても髪が生えない場合は再度医師の診察が必要です。

早く治したい場合や回復の状況があまり良くない場合、発毛促進治療薬のミノキシジルの使用やステロイド注射(円形脱毛症で発生する炎症を抑えるためのもの)をご検討されてはいかがでしょうか。

女性型脱毛症(FAGA)

女性型脱毛症の原因であるホルモンの減少をもう少し詳しく解説します。女性の身体には、大量の女性ホルモンと少量の男性ホルモンが含まれています（男性はその逆です）。女性ホルモンが減少したり、乱れたりすることで、相対的に男性ホルモンが優位になり、髪に脱毛のシグナルが送られます。年齢とともに発症確率は上がっていき、50歳までに4人に1人は発症しはじめます。また20代から発症することも多く、若くても特別なことではありません。

対策として①日々のケア、②市販の育毛剤による予防、③クリニックで治療を受けるなどが有効です。髪に必要な栄養を含んだ食事や十分な睡眠、適度な運動などは毛髪の健康に欠かせません。また市販の育毛剤にも医学的に効果が認められた発毛成分が配合されているものがあり、それらの使用は有効です。ただし市販の育毛剤では配合量が少なかったりと限界もあるので、効果が十分に感じられなければクリニックで医師に相談しましょう。

女性薄毛の体験談

今回は実際に40代で薄毛に悩まれた方の体験談をご紹介します。

“更年期に入ってからまず髪のうねりが気になるようになりました。今思えばこの頃から頭皮の環境を整えておけばよかったなと思っています。そこから少しずつ地肌の透けが目立つようになり、急いで病院へ診察に行き、それからはスピロノラクトンを服用しています。”(40代女性Aさん)

“40代半ばから急激に髪質の変化を感じました。髪にハリやコシがなくなり、全体的に髪が細くなりました。”(40代女性Bさん)

"30代までは平気だったのですが、40代になるとちょっとしたことでも髪に影響が及ぶようになりました。仕事のストレスで10円ハゲができる頻度が多くなったり、生活習慣の乱れで頭皮に湿疹ができたりするようになりました。普段から髪を意識して生活することの重要性を感じ、今ではストレスを減らしたり、食事の栄養バランスに気を付けています。”(40代女性Cさん)

やはり早くからケアや治療を始めることの重要性を指摘する声が多かったです。普段から髪や頭皮の健康状態をチェックする習慣をつけておくと細かな変化にも気づきやすくなります。よく見られる症状は、髪にコシやハリがなくなる、頭皮が荒れやすくなる、髪がうねる、地肌が透けるなどが多くありました。

治療薬の服用がおすすめ

迷ったらまずはクリニックを受診しましょう

どうすれば良いかわからない場合はまずはクリニックを受診しましょう。原因を見極めて適切なアドバイスをしてくれます。

治療薬による治療がおすすめ

ボリュームや抜け毛が気になる場合、治療薬の服用がおすすめです。スピロノラクトンやミノキシジルは医学的に効果が認められており、ほとんどの場合短期間で改善効果が見られます。診察の上まずは試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。本記事を読んで少しでも40代女性の薄毛の症状や治療に対するイメージが浮かべば幸いです。人により症状などは異なりますが、早めのケアが大事なことは共通しています。普段から髪の健康状態をチェックし、健康的な生活を心がけましょう。

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Author

乾 陽平

Yohei Inui

医療家系で育ち、若くに父が病死したことから、ヘルスケア領域での社会貢献を志す。自身が薄毛に悩んだ経験から「すべての人をデリケートな健康問題から解放する」をミッションにしたオンライン診療サービスActually, を創業。京都大学経済学部卒、ボストンコンサルティンググループにて企業の経営戦略策定を支援。