イソトレチノインの副作用が怖い?そのリスクと実態

2025.1.4
# Acne
ニキビに悩む女性

目次

イソトレチノインにはどんな副作用がある?

イソトレチノインは効果が強い薬である分、副作用も伴います。しかし、適切な使い方と医師の指導の下で使用することで、むやみに怖がる必要はありません。イソトレチノインには次のような副作用があります。

よくある副作用

皮膚や粘膜の乾燥:90%以上の患者に発生

イソトレチノインの特徴的な副作用が、皮膚や粘膜の乾燥です。肌のつっぱりや唇のひび割れに加え、鼻血やドライアイを感じる方もいます。これらは治療の過程で避けられないものの、保湿ケアや目薬の活用で快適に乗り切ることが可能です。強い乾燥を感じる場合、保湿剤に加えてワセリンの使用も有効です。

治療初期のニキビの悪化:一時的な現象

治療を始めて最初の数週間は、「逆に悪化している」と感じることがあります。かゆみや赤みを伴う場合もありますが、これは薬が作用を開始したサイン。ほとんどの方が2〜4週間で改善を実感しています。

まれに見られる副作用

頭痛・吐き気

イソトレチノイン服用によって、頭痛や吐き気が生じるケースがあります。これは、頭蓋骨内部の圧力の上昇によって起こる可能性があります。ビタミンAサプリメントや特定の薬と併用しないことでリスクを軽減できます。

肝機能の悪化

イソトレチノインが肝臓で代謝され、脂質代謝に影響を与えるため、肝機能障害が見られることがあります。

筋肉や関節の痛み

イソトレチノインの影響で筋肉や関節の違和感を訴える方もいます。これらは通常、治療を一時中止すると改善します。

その他

その他の副作用は報告例は少なくActually,での相談事例もほとんどありませんが、もし該当する症状がある場合は、すぐに医師に相談しましょう。

実際に副作用が発生する確率は?

イソトレチノインの副作用が起こる確率についての研究結果はありません。しかし、Actually,では豊富な実績をもとに、どれくらいの頻度で副作用に関するご相談が寄せられているかを把握しています。これは、国内最安価格※でイソトレチノインを提供し、これまで多くの患者様にご利用いただいているためです。
ただし、これらのデータは相談ベースのものであり、実際に副作用を感じている方の割合とは異なる可能性がある点をご理解ください。
※24年10月時点、弊社調べ

皮膚の乾燥

相談頻度

50人に1人

補足

軽度の乾燥を含めると90%以上が経験

初期ニキビの悪化

相談頻度

50人に1人

補足

通常2〜4週間で改善

頭痛・吐き気

相談頻度

100人に1人

補足

ビタミンAサプリ併用でリスク増大

その他の副作用

相談頻度

非常にまれ(0〜数回)

補足

過去の実績ではごく稀な報告のみ

治療を中断せざるを得ないケース

相談頻度

100〜200人に1人

補足

Actually,では全額返金制度も利用可能

「皮膚の乾燥」に関するご相談は、50人に1人程度です。ただし、軽度のものを含めると、大半の患者様が何らかの乾燥を感じているかと思われます。
「初期ニキビの悪化」については、同じく50人に1人程度の頻度でご相談があります。
「頭痛や吐き気」については、100人に1人程度です。
「その他の副作用」については、Actuallyでの相談件数が非常に少なく、過去に0回から数回程度と、非常にまれなケースにとどまっています。
上記の副作用の中でも、「治療を継続できないほどの副作用」を感じられる方は、100~200人に1人程度の割合です。

💡 安心の返金制度あり

万が一治療を続けられない場合、Actuallyでは条件付きで全額返金制度をご利用いただけます。治療の中断という結果になってしまい、患者様には大変心苦しく思いますが、無理せず適切な判断をしていただくことが何より大切です。

イソトレチノインの副作用を防ぐための注意事項

イソトレチノインを使用する際には、守るべき重要な注意事項がいくつかあります。これらの注意事項を守らないと、場合によっては副作用以上に怖いリスクを招くことも。ルールを知り、徹底することで、副作用のリスクを最小限に抑え、安心して治療を続けることができます。

(最重要)妊娠予定、妊娠中、授乳中の服用禁止

イソトレチノインは胎児に重大な先天異常を引き起こすリスクがあるため、妊娠中または妊娠の可能性がある方は問わず服用できません。パートナーが妊娠の可能性のある男性も、同じく服用できません。

また、乳幼児への安全性が確立されていないため、授乳中の方はイソトレチノインを服用できません。

💡 ワンポイント:パートナーに妊娠の可能性がある男性も、必ず医師に相談してください。

献血は服用中と終了後6ヶ月間NG

イソトレチノイン服用中に献血を行うと、妊娠中の女性への輸血で胎児に影響を及ぼすリスクがあります。そのため、服用中および終了後6ヶ月間は献血を控えてください。

紫外線を徹底的に避ける

治療中は肌が紫外線に対して非常に敏感になります。日焼け止め(SPF30以上)の使用や、外出時の日傘や帽子での対策が必須です。また、治療終了後1ヶ月間も紫外線への露出を避けましょう。

🌞 ワンポイント:紫外線対策はスキンケアの延長と考えて、保湿ケアと一緒に行いましょう!

特定の薬やサプリメントとの併用に注意

一部のお薬やサプリメントは、副作用のリスクを高めるため、併用が推奨されません。以下はイソトレチノインとの併用を避けるようにしてください:

他の皮膚治療と併用せず、タイミングをずらす

皮膚への刺激の強い施術や、傷をつけるような施術は、肌が敏感になるため治療期間中は避けるのがベストです。

実施する場合は、イソトレチノインの治療終了後にタイミングを調整してください。
Actually,では、「ほかの皮膚治療と併用できないか」というご相談を多くいただきます。現時点で、イソトレチノインとこれらの施術を安全に併用できるという明確なエビデンスはありません。尚且つ、イソトレチノイン服用中は肌が乾燥しやすく、敏感な状態になっているため、外的刺激に対して損傷を受けやすくなっています。どうしても併用したい場合は自己責任で行っていただくことになりますが、Actually,では可能であれば治療のタイミングをずらすことを推奨しています。

まとめ

イソトレチノインについての理解が深まったでしょうか。イソトレチノインは、適切な治療で多くの方に効果をもたらす薬です。料金や治療に不安を感じる方も、まずはご相談ください。Actuallyは、安心して治療を進めていただけるようサポートいたします。

出典

https://www.jaad.org/article/s0190-9622(15)02614-6/fulltext
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16546586/

寄り添う二人の女性

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Author
サービス代表者
乾 陽平
Yohei Inui

医療家系で育ち、若くに父が病死したことから、ヘルスケア領域での社会貢献を志す。自身が薄毛に悩んだ経験から「すべての人をデリケートな健康問題から解放する」をミッションにしたオンライン診療サービスActually, を創業。京都大学経済学部卒、ボストンコンサルティンググループにて企業の経営戦略策定を支援。