EDは心理的要因が大きい?EDの心理的原因6つを解説

2022.09.27
# ED
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EDの原因は意外と把握していない人が多いかも

現代ではEDは多くの男性が経験する病気となっています。日本でも軽度のものを含めると3人に1人がEDという試算が出ています。しかし、自分のEDの原因が何か把握できていない人も多いのではないでしょうか。EDの原因を把握し、取り除くことで飛躍的にEDが改善することもあります。今回はEDの原因に焦点を当てて解説したいと思います。

そもそもEDとは?

EDとは、満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態のことです。加齢による病気と思われがちだが、患者の4人に1人は40歳以下の若年層だといわれています。陰茎に十分な血流が流れないことで起こります。

cGMPによって勃起が起こるメカニズム

そもそも勃起はどうやって起こる?

cGMPという情報伝達物質が、陰茎に血液が流れるよう働きかけ、勃起が起こります。一方で、勃起がおさまる際には、PDE5という酵素が、cGMPを分解するよう働きかけます。勃起のコントロールには、このcGMPとPDE5のバランスが大事なのです。

EDの原因は2種類ある

身体的要因

加齢や運動不足、生活習慣病などにより血流が悪化すると、陰茎に十分な血流が供給されなくなり、陰茎の血管が拡張せず十分な勃起が行えなくなります。

心理的要因

日々の生活で感じる様々なストレスやパートナーからのプレッシャーなど、強い心理的ストレスにより脳内の神経伝達物質が減少し、情報の伝達に支障が起こります。視覚や触覚から入ってきた性的刺激が、脳から陰茎にしっかり伝わらず、勃起がうまく行えなくなります。実はEDの20%はこの心理的原因によるものだといわれています。特に20~40歳の若年層に多いといわれています。

心理的原因によるEDの場合、原因を取り除けば改善される場合がある

心理的原因によってEDを発症している方は、原因となっているストレスやトラウマが軽減されればEDが改善される場合があります。以下はEDを引き起こすような心理的原因の具体例です。EDを自覚している方や、最近パフォーマンスが優れない方はご自身の生活を振り返って思い当たる節がないか確認してみましょう。

①仕事でのストレス

ED患者を対象にした調査によると、職場の人間関係、責任の重さ、役割や地位の変化など、主に仕事関係でストレスを感じ、EDに影響を与えているケースが多いです。

②パートナーとのマンネリ化

パートナーとの関係性がマンネリ化してしまうことなどにより、脳への刺激が弱まり勃起が促進されず、EDになってしまう可能性があります。

③パフォーマンスへの不安

性生活において、パートナーを満足させられるかどうか神経質になり過ぎてしまい、プレッシャーを感じることでEDにつながることがあります。

④自尊心の低さ

自尊心が低い男性は、自分は相手を満足させることができないと思い込み、結果として「パフォーマンスへの不安」へ繋がり、EDの原因となることがあります。

⑤うつ病

厚労省によると、ED患者はEDではない人に比べて、うつ病の発症率が2.6倍という調査結果があります。

⑥ポルノ中毒

ポルノを見て自慰行為をする時間が長いと、性行為や性的パートナーに対して非現実的な期待を抱くようになる恐れがあり、EDの原因になることがあります。

ED治療薬はどちらの原因のEDに対しても有効

ED治療の有効な選択肢の一つとしてED治療薬があります。ED治療薬は、性行為を行う前に飲むことで一時的に勃起力を改善してくれる薬です。ED治療薬は陰茎に流れる血流を改善することで勃起力を向上させるので、原因に関わらず効果を発揮してくれます。また、心理的原因によるEDの場合、ED治療薬を継続して服用することで、「治療薬を服用したから大丈夫」という自信に繋がり、治療薬が要らない状態でも十分な勃起を促せるほど回復することもあります。

まとめ

いかがだったでしょうか。原因を把握して改善することで長年悩んでいたEDが改善したという人もいらっしゃいます。一度原因について考えたり、パートナーと話をする機会を設けてみても良いかもしれませんね。

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Author
サービス代表者
乾 陽平
Yohei Inui

医療家系で育ち、若くに父が病死したことから、ヘルスケア領域での社会貢献を志す。自身が薄毛に悩んだ経験から「すべての人をデリケートな健康問題から解放する」をミッションにしたオンライン診療サービスActually, を創業。京都大学経済学部卒、ボストンコンサルティンググループにて企業の経営戦略策定を支援。